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小松帯刀 墓所 ④

私は霊というものは信じていないが、
もし居るとしたら会ってみたいと思った時期がある。
今から数十年前会社帰りにわざわざ遠回りして
帰宅していた。

まだ若造の私が重要な職責を任されたことがある。
27歳で業務課長を拝命した。(200人弱の会社だったが)
人を動かすことの下手な私は、毎晩一人で残業をしていた。

会社を退出するのは毎晩23時過ぎ。
独り者の私は遅く帰宅することは、
大して苦にならなかったが、
若造が故に日増しに先輩諸氏の反感が強くなり、
四面楚歌の中、早期の退職を余儀なくされた。

しかし、楽しい話題も結構あった。
その楽しみの一つが、夜な夜な「霊」様との遭遇を期待して、
わざわざ「唐湊(とそ)墓地」経由で帰宅することだった。

自宅へはおよそ30分弱で着く距離(車利用)にあったが、
墓地を経由すると10分余計にかかる。
それでも私の前にその人たち?が現れることを期待して、、
毎晩のようにそこに通った。

鹿児島の墓地の大半は高台の斜面に広がっている。
空襲で焼け野が原になったとき、
小規模墓地を数か所に集約移設した。
唐湊墓地も同様で東向きの斜面に、
かなり広大に広がっている。

墓地は入口を入ると右手に火葬場があった。
いつも煙突から煙が上がっていた。
(現在は郊外に斎場が出来ここには存在しない)
カーブをくねくね曲がり段々上部へ登っていく。
上り詰めると頂上には「田上霊園」の建物がある。
そこを通過すると下りになり約3~4分で家に着く。

ある雨の日、墓石の上に光る球が二つ。
こちらを睨んでいる。

いよいよ出たか!!

恐る恐る近づいてみる。
二つの光が飛び上がった!!
今度は別の墓石の上に移動する。

それでもシッタレは怯まない。
徐々に間を詰めていく。
近づいて判った。
猫の眼だった。
残念!!

その日も雨のそぼ降る24時前。
急に目の前高さ4~5mの空間を、
青紫の光がサーッと走った。

お出でなすった!!

今回は来るものが来たなと構えて待った。
暫く待ったが何も起こらなかった。

後で思うと昔は土葬で埋葬することも多かった。
溜まった燐が自然発火することもあったと言う。
人魂の大半はこの燐のせいだと思う。

記憶の中で他にそれらしいことは、
何も起こらなかった。

⑤に続く。

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テーマ : 鹿児島
ジャンル : 地域情報

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