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押入れで震える

我々が子供の頃は、皆外で飛び回り、あまり勉強した記憶がない。
学校から帰ってくると、直ぐ飛び出して行った。
遊び相手の年齢差はかなりあった。年輩者が年少者に色々教えてくれた。
子供の頃の遊びには、知恵があった。工夫があった。年上に習った。
これから私に起こった、数々の話をしていこうと思う。
出来るだけNonfictionで書きたいが、何しろ月日が経っているので
いくらかFictionの部分があるのは、ご容赦戴きたい。

1 押入れで震える
① 私は5人兄弟のシッタレ(末っ子)である。幼い時は泣きながら母を捜して
いつも泣いていた。甘えっ子であった。
兄たちは近所の悪ガキどもと走り回り、私はいつも置いてきぼりだった。
4~5歳になると、近所の仲間に入れてもらえるようになった。
狭い路地で走り回り、近所の家の物を壊し、大騒ぎしていた。
又、果物をちぎり悪さをしていた。迷惑を掛けていた。
大きな屋敷があった。昔の武家の屋敷らしく、床の間には日本刀が鎮座している。
欄間には黒田武士の槍が横たわっていた。
そこの親父はいつも怒っていた。叫んでいた。喚いていた。
コラッ!またんか!このバカたれどもが!いつもこの調子であった。
ある日、みんなで密談をした。なんとか仕返しをしよう。こそこそと話し合った。
 続く

テーマ : どうでもいいこと
ジャンル : その他

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