クコと南港と①ドロフグ
この日昔懐かしい知人を訪ねようと鹿児島市内の工場地帯を走った。
残念ながら目的の工場は経営者が変わり懐かしの人はいなかった。
諦めて海が見える場所まで道なりに車を走らせた。
すると約200m先の堤防で女性が体を大きくくねらせて頑張っている。
少し近寄ると釣竿が左右に激しく揺れ大物魚と大格闘の最中だと分かった。
車を近くに停め傍まで走った。
ここは鹿児島南港の左側先端の突堤の上。
港は屑鉄の積み下ろしや、ガスタンクの充てん作業などの他、
海上保安庁の巡視船が停泊する工業港だ。
私は幼少期この近辺で育った。
昔は砂浜が南の谷山まで続いていた。
ラサール高校のすぐ下も白砂青松の砂浜だった。
その先七ツヶ島まで続いていた。
しかし、南港の一部だけは既に岸壁が出来ていた。
周りには2~3人の男達がその格闘の顛末を固唾をのんで見守っている。
皆笑を堪え釣り糸をじっと見つめていた。
すると上がってきたのは何とこれだった!!

グロテスクで申し訳ありません。

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体長は30cmくらいはあった。
釣竿が大きく撓る筈だと改めて思った。
「フグの名は?」と私が尋ねると御主人と思しき人が「ドロフグ」だと言った。
食べると美味しいんだとも言われた。
戻ってネットで調べてみたが「ドロフグ」は出てこない。
フグ図鑑を調べてみてもこの肌模様はなかった。
顔だけ見ているとウツボに似ているような。
何となく他のフグより獰猛そうに見えた。
次回に続きます。
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残念ながら目的の工場は経営者が変わり懐かしの人はいなかった。
諦めて海が見える場所まで道なりに車を走らせた。
すると約200m先の堤防で女性が体を大きくくねらせて頑張っている。
少し近寄ると釣竿が左右に激しく揺れ大物魚と大格闘の最中だと分かった。
車を近くに停め傍まで走った。
ここは鹿児島南港の左側先端の突堤の上。
港は屑鉄の積み下ろしや、ガスタンクの充てん作業などの他、
海上保安庁の巡視船が停泊する工業港だ。
私は幼少期この近辺で育った。
昔は砂浜が南の谷山まで続いていた。
ラサール高校のすぐ下も白砂青松の砂浜だった。
その先七ツヶ島まで続いていた。
しかし、南港の一部だけは既に岸壁が出来ていた。
周りには2~3人の男達がその格闘の顛末を固唾をのんで見守っている。
皆笑を堪え釣り糸をじっと見つめていた。
すると上がってきたのは何とこれだった!!

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体長は30cmくらいはあった。
釣竿が大きく撓る筈だと改めて思った。
「フグの名は?」と私が尋ねると御主人と思しき人が「ドロフグ」だと言った。
食べると美味しいんだとも言われた。
戻ってネットで調べてみたが「ドロフグ」は出てこない。
フグ図鑑を調べてみてもこの肌模様はなかった。
顔だけ見ているとウツボに似ているような。
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