島津 義弘公(妙円寺詣り) ③

「妙円寺詣り」と言うのに、詣るのは徳重神社。
妙円寺は義弘公が寄進し菩提寺としていた。
明治初期(明治2年)に行われた「廃仏毀釈運動」により、
寺院は解体廃止され、同年同地に徳重神社が建立された。
現在「妙円寺」は徳重神社の道路向い左奥に再建されているが、
県民でさえ殆ど知られていない。
従って現在は「徳重神社」に参詣しているが、
「妙円寺詣り」として行事は行われている。

示現流

神社の境内では様々な演技が奉納される。
「示現流」の練習演技もその一つだ。
「一撃必殺」の「薬丸自顕流」。
相手の太刀もへし折り致命傷を与える。
またへし折らないまでも、そのまま押し込み殺傷する。
一の太刀にすべてを懸ける。
「二の太刀要らず」といわれる。

追加です。
薬丸A 薬丸D
 
薬丸C
[You tube]「薬丸野太刀自顕流」

示現流は1500年後半、「東郷 重位」が流祖だ。
そもそも東郷氏の先祖は関東の「渋谷氏」に遡る。
鎌倉幕府が相模の国の「渋谷氏」に北薩摩の地頭職を命ずる。
その渋谷氏の五人の子に五か所を統治させることになる。
渋谷五郷(五族)といわれ、「東郷・高城・入来院・祁答院・鶴田」
を治めさせる。
その一つが「東郷」、その末裔が「東郷 重位」ということで、
地元の方々は示現流は東郷の誉れと自慢する。

石塔群表紙 図形家系図抜粋
                    家系図を一部抜粋した。
余談だが幕末に西郷隆盛が連れていた犬「ツン」も東郷町出身だ。
東郷町にある藤川天神(菅原 道真公を祀る 公が隠棲した地で、
晩年の数年をここで過ごしたとも言われる)で薩摩犬の「ツン」
と出会い、非常に気に入って鹿児島に連れて帰った。
ツン
藤川天神 菅原 道真公
  藤川天神

東郷町の宍野地区にある墓石等に2個の長方形が刻印されているが、
これは渋谷氏のしるしとして、関東地域でも見られる。
シッタレはこの墓石群を守っておられる「川原氏」とのお付き合いがあり、
この地域の歴史をいくらか勉強させて貰った。
長方形2個 石塔群
 2個の長方形の刻印が見られる。

サムネイル画像をクリックすると拡大します。

次号に続く。

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